黒や深い色彩の板に専用のチョークで絵柄や伝えたいメッセージ・文字などを書き込む「黒板アート」が、年齢性別問わず大人気です。
学生時、教室にあったあの黒板でアートができてしまうんです。
アートとして以外にも、店舗のメニューや看板やパーティーや結婚式のウェルカムボードなどとしても人気です。
また場所をとるような大掛かりな専門の道具などが必要ないので、ちょっとした趣味や特技として身につけたい人もたくさんいるようです。

これはスゴイ!これを黒板で!!

世界の名画の模写や美味しそうな食べ物などの写真の模写、似顔絵など、様々なデザインや対象物をまるで写し取ったかのように美しく描くことができます。
これらはすべて専用のチョークを使用して、色を混ぜたり、強弱をつける事で繊細な絵やイラストを生み出していきます。
一般的な教室で使用されるチョークとはタイプが違い、滑らかな使用感や豊富な色彩があり、繊細な表現が可能な特別なチョークを使用します。
白色をベースとした色彩が多く、濃くぬれば白が強くなり、薄くぬれば地の黒色を使用した色を表現することができます。
もちろん基本的な絵の知識や技術・実力などが必要とされますが、それも専門書での独学や教室・講座などを受講することで、自分の思い通りの作品が作れるようになるようです。
(絵の実力や技術を取得する時間には個人差があります。)
近年ではその人気ぶりから、カルチャーセンターの教室や個人の教室なども多数開講していてすぐに満席になってしまう事もあります。

黒板アートってホワイトボードじゃできないね笑

黒板と同じ役目をもつホワイトボードでは黒板アートのような表現は難しいようです。
ホワイトボードで使用されるペンは主にアルコールがベースのペンで、ボードにペンを使用するとアルコールが揮発した後に残るインクで色が表現される仕組みです。
インクがはっきり残る為、文字もはっきり見えますが、色同士を滑らかに混ぜることができません。
ホワイトボードで描いたものを指でなでた時、なぞった跡はインクが綺麗になくなりますが、黒板の場合は触れた部分の色が伸びるはずです。
その為に黒板では「混ぜる」「馴染ませる」といったことで表現が可能で、色が混ざらないホワイトボードでは繊細なグラデーションという技術が使えません。
インクの上にインクをのせることが出来ないからです。
(荒く着色して遠くから見るとホワイトボード上で混色されているように見せることは可能です。)
また色むらが生じてしまうので、黒を塗りつぶす表現が出来ないことも、黒板アートのような表現が出来ない理由のひとつでもあります。